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労働安全衛生
継続的な安全衛生管理を自主的に進めることにより、
労働災害の防止と労働者の健康、進んで快適な職場環境を形成し、
事業場の安全衛生水準の向上を図ることを目的とした仕組みです。


「OSHMS」
「OSHMS」は、Occupational Safety and Health Management System
の頭文字です。OSHMSの構築に当たっては、これらの基準は原則となるものをまとめたものです。細部については特にこうしなければならないという決められた方法や順序はありません。自分の事業場の安全衛生管理活動の現状を確認し、その現状に合わせて取り組むべき事項を決め無理することなく、できるところから構築していくことが大切です。

Effects of OSHMS
OSHMS(労働安全衛生マネジメントシステム)実施の効果
OSHMSを運用、構築中、あるいは、設備・作業の危険有害要因のリスク評価を実施している事業場は、
これらの取り組みを実施していない事業場に比べて、災害発生率(年千人率)が3割以上低いという結果が出ています。
また、OSHMSの実施により、実に82%もの事業場が安全衛生水準が向上したと回答しています。
Occupational safety management system
ISO45001
1. 事業者が安全衛生方針を表明する
2. 建設物、設備、原材料、作業方法等の危険性又は有害性などを調査し、その結果を踏まえ、
労働者の危険又は健康障害を防止するために必要な措置を決定する
3. 安全衛生方針に基づき、安全衛生目標を設定する
4. 2.と3.等に基づき、安全衛生計画を作成する
5. 安全衛生計画を適切、かつ、継続的に実施する
6. 安全衛生活動の評価及び改善を行う
7. 定期的にシステムを監査し、見直し及び改善を行う
8. 1.-7.を繰り返して、継続的(PDCAサイクル)に実施する


OSHMSを導入した事業場の声
→ 定量化した目標及び実施活動計画を設定し、目標が達成できたか評価できるシステムが体系化されたことにより、職場での自主活動がさらに活発になった。
→ 法的要求事項や各職位の責任と権限が文書化されたことで明確になり、誰が・いつ・何をなすべきかが職場に周知された。
→ 軽微な災害が発生した時も、その事実が隠されることなく規定に従い報告され、全社として情報を公開し、類似災害防止の水平展開に結びつけることが可能になった。
→ 安全衛生委員会の活用により活動計画の協議等の
共同活動を行うことで、より緊密なコミュニケーションが図れた。
→ システム監査を通して、職場安全衛生活動のレベルアップ、組織力及び協力体制の強化が図られ、安全衛生に対する認識に変化が現れた。
→ 事業者にOSHMSの見直しを行うことにより、年度毎の成果、問題点の報告がこれまで以上にきちんと行われるようになり、次年度の方針・目標が立てやすくなった。
→ OSHMSの実施・運用を職員が参加して行うことにより、共通認識が得られるとともに、目標達成に向けた一人ひとりの安全衛生意識の高揚につながった。
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